マクドナルド社長の変身

不祥事における外資系会社の記者会見はつくずく難しいと思う。

会見する会社幹部はほとんどの場合外人。

きっとおつきの日本人ははらはらしていることだと思うが、
どうしようもない。

そりゃ良いニュースの時は気楽だけど、
何か不祥事を起こしての記者会見となると、
日本と外国との文化の違いでどうにもならない。

でも、そんなお付きの人の気持ちなど記者会見する本人はどこ吹く風。

普通に本国でやってるようにやりたいようにやるだけ。

どんなに会社が不祥事を起こしていても、
謝るなんてとんでもないこと。

普通は淡々と言い訳を繰り返すだけ。

でも、スイスのエレベーター会社の件でも書いたように、
この態度は日本では絶対にNG。

不祥事を起こした場合、日本ではまず最初に謝らなければ先へ進まない。

一方、欧米では裁判前には絶対に謝ってはいけない。

で、会見が終わってすべてはますます悪い方向へ行ってしまう。

数年前のマクドナルドの社長会見も同じだった。

失礼ながら女性だけど女性らしい魅力は見られない。

ぼさぼさの髪に鋭い眼光に黒縁のめがね。

もちろん謝罪の言葉はなし。

その態度は、
”自分は悪くない”という気持ちが見え見え。

日本人はこんな会見を許さない。

そのとき思ったことは、
”この社長、長くはないなあ”

ところが持った。

あれから3年か。

マクドナルドの業績回復はすごいものがある。

どんな施策をやってきたかは詳しく研究したことはないが、
いろいろなことをやってきたのだろう。

ボクの予想は大きくはずれた。

見事と言うしかない。

しかも、あの黒縁めがねの社長の評判が手のひら返しのように上がってきている。

いったい何があったのだろう。

そもそも、外人はやり方を変えようとはしない。

でも、いろいろニュースを読んでいると、
社長はだいぶ変身したらしい。

ボクはあの賞味期限切れ肉問題のとき、
社長はすぐにでも更迭され新しい社長が来ると思っていた。

実際はそうはならずに地道に改革を続けていたのだ。

恐れ入りました。

それだけ本社の信用があつかったのかもしれない。

しかも、記者会見の態度もずっと感じが良いらしい。

外人でもこのように変身できるのか。

最近は外人も変わったものだ。

このページの先頭へ