転職エージェント(人材紹介会社)とは?

転職エージェントは人材紹介会社によって運営されています。では人材紹介会社とは?

人材紹介会社とは?

人材紹介会社とは、厚生労働大臣の認可を受けた職業あっせん・紹介会社のことです。いわば、民間のハロワークです。仕事内容は、企業からの求人依頼を受け、転職希望者をスカウトあるいは募集して、両者の最適なマッチングを行います。

 

そして、お互いが合意すると、会社は求職者を社員として採用します。人材紹介会社を利用する場合、求職者側には一切費用はかかりません。 全て採用する会社側が負担します。

人材紹介会社には4つのタイプ

(1)人材登録型
人材紹介会社の中で一番多いのが登録型です。文字通り転職希望者に転職サイトなどを通じて登録してもらい、企業(クライアント) が依頼してきた求人にもっともふさわしい人材を紹介します。人材紹介会社にはキャリアコンサルタントがいて、クライアントと転職者の双方に対して 転職に関するさまざまなコンサルティングを行い、両者にとって最適なマッチングを行います。

 

(2)サーチ型
ヘッドハンティング型とも言われます。主に幹部社員が対象で、クライアントから依頼された人材をいろいろな角度から 調査し引き抜きをやります。この業務を専門に行っているのは、ほとんど外資系です。

 

(3)人材登録型とサーチ型両方をやる会社
転職者に登録してもらったり、スカウト活動をやったりする人材紹介会社です。

 

(4)アウトプレースメント(再就職支援型)
リストラ候補者を再教育して再就職の手助けをする会社です。再就職支援会社などとも言われます。 費用はリストラする会社が負担します。

日本にも古くからあった人材紹介業

現在の人材紹介会社のルーツはアメリカですが、日本にも古く江戸時代に人材紹介業と同じようなものがありました。

 

それは口入れ屋(人材紹介業と人材派遣業をかねたようなもの)です。ただ、当時の口入れ屋は、 人手を確保するために人さらいまがいのこともやったらしく、決して良いイメージを持たれていませんでした。

 

明治維新後は、口入れ屋稼業もなくなっていましたが、日本独特の人材紹介・人材派遣会社は配ぜん人紹介所です。 配ぜん人紹介所というのは、旅館、ホテル、レストラン、結婚式場などで配ぜんのサービスを行う人を紹介、派遣する会社のことです。

登録型人材紹介を利用した転職の流れ

登録型人材紹介を利用した転職の流れは、だいたい以下のようになります:

 

1)まず、登録。

 

2)詳しい履歴書や職務経歴書を提出し正式に登録:。

 

3)転職コンサルタントによるカウンセリング。
・キャリア、スキルの評価
・転職先選びのアドバイス
・希望条件の確認など

 

4)希望にそった候補会社選び。

 

5)紹介された会社を検討。

 

6)人材紹介会社が会社へ推薦し同意が得られれば面接のセッティング。

 

7)入社試験や面接。

 

8)転職コンサルタントは給与、待遇等の交渉を代行。

 

9)双方が了解すれば内定・入社決定。

 

10)転職コンサルタントによる入社後のアフターフォロー。

 

これは、あくまで極めてスムースに行った場合で、実際はこんなに単純ではありません。

転職サイトと転職エージェント

同じ業務を行っているのに、その呼び方がいろいろあって紛らわしいのが転職サイト、転職エージェント、それに人材紹介会社です。が、おおざっぱに言ってしまえば、これらはあまり違いはありません。元々はこれらの業務を行っていた会社は人材紹介業、あるいは人材紹介会社と呼ばれていました。ところが、人材紹介会社はネットの発達に伴い、人材を募集するのにネットを使い始めました。このようなサイトを転職サイトが呼ばれ始めました。

 

次に、転職エージェントですが、これは人材紹介会社あるいは転職サイトで人材をサポートする人たちです。いろいろな面でクライアントである企業と人材の橋渡しをして、スムーズな転職ができるように手助する人たちのことです。あるいは、人材紹介会社そのものを転職エージェントという場合もあります。

 

もう一つ、転職サイトについて説明しておきます。転職サイトは上の説明でおわかりのように、転職エージェントが人材を募集するのに転職サイト立ち上げて人材を募集しています。ただ、転職サイトはサイト上で応募者に仕事を検索させ、転職サイト上で応募させ、転職エージェントは関与しない。そのようなサイトを転職サイトといって転職エージェントと区別している人もいます。なんかややこしいですね。ざっくりと言えば、転職サイトも、転職エージェントも人材紹介会社もすべて同じ。この三つは同じ会社を意味していると思った方がわかりやすいと思います。