外資系の仕事の進め方

外資系には独特の仕事の進め方があります。 それは、、

ジョブ・ディスクリプション

一般に、外資系にはあなたの仕事の内容、義務、範囲を具体的に示したジョブ・ディスクリプションというものがあります。 あなたはこれこれの仕事をやりなさいとか、あなたの仕事上の責任はこれこれと書かれたものです。わりと細かく書いてあります。あなたはそれに沿って仕事をすることになります。

 

わかりやすく言えば、野球とかアメリカンフットボールに見られるように、ポジションごとにやるべきプレイが決まっているのと似ています。 そのジョブディスクリプションの範囲の中で、最高のパフォーマンスを発揮することを求められます。 誤解を恐れずに極端なことを言えば、ジョブディスクリプションに書かれていないことは、やる必要はありません。

外資系はトップダウン・日系企業はボトムアップ

これはよく言われることですから、あなたもご存じだと思います。外資系では上の方からあれやれ、これやれと言ってきます。特に重要な事案は一方的に降りてきます。うざいと思うかもしれませんが、これってある意味気楽です。というのは言われたことをやっていれば、それが成功しようが失敗しようが自分には関係ないことですから。責任はそれを決定した上司にあるということです。もちろん、自分がやるべきことをやらなければ、その責任は問われます。
一方、下からいろいろアイディアを出すことはできないかというと、そんなことはありません。自分がよかれと思ったことはどしどし提案すべきです。ただし、そのためにすべてがうまくいた場合、その成功はそれを許可した上司のものという場合が多いと言うことは理解しておく必要があります。

メールが会社を動かす?

外資系では日系企業以上にメールのやり取りをします。例えば、上司、同僚、部下と仕事の話をした後には、その相手との話の内容や確認したこと、指示したことなどを確認のために書きます。あるいは、いついつまでにこのような仕事をしなさい、 といった内容の指示書もメールできます。全ての仕事はこれらのメールを元に動いているといっても過言でありません。

CCの大切さ

また、自分はこれこれのことをこのような人たちにメールしました、という証拠のために一つのメールに多くのCCをつけて送信します。 これは、必要な連絡をする目的のほかに責任回避の手段でもあります。このようなことをちゃんと言ったぞ、という証拠になるというわけです。

 

ちなみにCCは何の略かご存じですか?Carbon Copy すなわちカーボンコピーのことです。では、いったいカーボンコピーって何?それは、まだパソコンがない時代、外資系では書類はタイプライターで作成していました。また、コピー機もまだそんなに普及していなかった時代にタイプするときカーボン紙を使ってその書類のコピーを作っていました。そのときカーボン紙を使って作成した書類をCCといっていました。CCはその頃の名残です。

メールは自分の宣伝媒体

CCを付けて出すメールのもう一つの役目は自分がやっている仕事の内容を多くの人に知らしめるということです。いわば自分の宣伝媒体です。メールが少ないと、ある意味、社内における存在感が薄れることにつながりかねません。

外資系はプレゼンテーション好き

日本の会社も会議は多いと思いますが、外資系でも多くの会議が行われ、そこでは誰かがプレゼンテーションをします。特に、スタッフ部門は年から年中会議、プレゼンテーションをやっている感じです。
そのプレゼンテーションですが、ふざけた言い方をすると、それは大人の学芸会です。どういうことかというと、プレゼンテーションは重要な人事評価の対象になるということです。 プレゼンテーションのうまい下手によって上司の評価は大きく左右されます。プレゼンテーションがうまくて昇進する人だっているぐらいです。外資系のコンサルタント会社のプレゼンテーションのやりかたを参考に勉強してください。

馬子にも衣装?

仕事には関係ありませんが、外資系で重要なのは服装です。その理由は、欧米系幹部は洗練された服装が好きだからです。能力があってもいつもダサい服装でいると、嫌われてしまいます。本当ですよ。